思春期ニキビと大人ニキビの違い

思春期ニキビと大人ニキビの違い。思春期ニキビだと思っていたのが実は大人ニキビだったなんてことも・・・

思春期ニキビはどういったニキビ?

10代から20代前半にかけてできやすいニキビです。

思春期時期は、身体を成長させるために男性ホルモンが多く分泌されます。そして、この男性ホルモンは皮脂を分泌する役割もあるため、男性ホルモンが多く分泌されることで皮脂も合わせて多く分泌されてしまいます。

過剰に分泌された皮脂は、毛穴の出口からの排出が追い付かなくなり毛穴内部に溜り始めてしまいます。その結果、白ニキビ、黒ニキビができ更に皮脂を好むアクネ菌が増殖し始めることでニキビに炎症が起き赤ニキビや黄ニキビへと進行してしまいます。

思春期ニキビの特徴

思春期ニキビの特徴は次の3点です。

[思春期ニキビの特徴]

  1. 10代から20代前半にかけてできやすい
  2. 皮脂が過剰に分泌されるため「脂性肌(オイリー肌)」になる傾向がある
  3. 皮脂を分泌させる皮脂腺が多いおでこや鼻、いわゆるTゾーンと言われる部分にできやすい

思春期ニキビができる原因とルナメアACの思春期ニキビに対する効果は、下記のページをご覧ください。
参照:ルナメアACは、本当に思春期ニキビにも効果があるの?

大人ニキビはどういったニキビ?

大人ニキビは、20代半ばから30代半ばにかけてできるニキビです。

大人ニキビは、ストレスや生活習慣の乱れなど様々な要因で起きます。思春期ニキビとの違いは、思春期ニキビは男性ホルモンの影響により皮脂が過剰分泌されることが原因だったのに対し、大人ニキビはストレスや生活習慣の乱れにより肌のターンオーバーの機能が正常に働かくなり、乾燥肌を引き起こすことが主な原因になります。

[大人ニキビの特徴]

  1. 20代半ばから30代半ばにかけてできやすい
  2. 「乾燥肌」が主な原因
  3. 元々水分量も少なく、雑菌なども付きやすいあご周りにできやすい

大人ニキビができる原因とルナメアACの大人ニキビに対する効果は、下記のページをご覧ください。
参照:ルナメアACは、本当に大人ニキビにも効果があるの?

実は大人ニキビなのに思春期ニキビと勘違いすることもある

実は大人ニキビなのに思春期ニキビと勘違いする場合があります。大人ニキビと思春期ニキビとでは対応方法も若干異なるので間違えないようにする必要があります。

20代半ばから30代半になると、男性ホルモン量は落ち着いているので思春期の頃のように男性ホルモンが多く分泌されて皮脂も過剰に分泌されるということはほとんどありません。なので、20代半ば以降のニキビはほぼ間違いなく大人ニキビなのですが、10代から20代前半にできるニキビは、必ずしも思春期ニキビとは限らないのです。

例えば、受験や部活、人間関係などでストレスが溜るとターンオーバーの機能が正常に働かなくなり、乾燥肌を引き起こす可能性があります。この乾燥肌によりニキビができてしまった場合は、思春期ニキビではなく大人ニキビの部類(世間一般的には思春期時期にできるニキビは思春期ニキビとして扱われることが多い)に入ります。

10代から20代前半でニキビが悪化しやすいのは、思春期ニキビの原因と大人ニキビの原因とが重なる可能性があるためでもあります。自分のニキビがどちらなのか?両方なのかをしっかりと見極め、それに対する対策をすることが大切です。

大人ニキビと思春期ニキビとではケア方法も異なる

大人ニキビも思春期ニキビもどちらも毛穴に皮脂が詰まらないように洗顔、保湿をすることは大切ですが、ケア方法で異なる点もあります。

例えば、洗顔時の湯温です。思春期ニキビの場合は少し高めの湯温で洗顔し、皮脂を落としやすくします。

それに対して、大人ニキビは乾燥肌から起きるのが主な原因なので少し低めの湯温を使用し、皮脂を落とし過ぎないようにする必要があります。思春期ニキビのケアのように高めの湯温で洗顔してしまうと過剰に皮脂を落とし過ぎ、乾燥肌を更に悪化させてしまう可能性があります。

このようにケア方法も異なるので、自分のニキビ原因が皮脂の過剰分泌からくるものなのか、乾燥肌からくるものなのかをしっかり見極めて下さいね。